技術力、強み

■テクノ電気工業株式会社

一貫生産可能・小ロット生産可能・実績と経験からなる信頼・技術力で、様々な幅広い業界でテクノ電気株式会社の技術、及び製品が生かされています。


水冷トランス(各種トランス)・電磁石・磁場コイル・電源・制御装置の設計、製造、板金、塗装、組立、納品と一貫生産対応が可能です。各種企業、大学、専門学校、国立研究機関の担当者様、トランス・電磁石・磁場コイル・電源・制御装置のことならなんでもご相談ください。
ご要望に対応できる設備と経験を備えております。他社で断られた小ロット製造依頼や、1機だけの複雑な作りなどで断られたなど小ロットの製造も弊社にお任せ下さい。
一つ一つのトランス・電磁石・磁場コイル・電源・制御装置を要望通りに製作することにこそ技術の向上や経験の蓄積と捉えております。
お客様のニーズに応えるべき技術の探求心を忘れず、日々業務を行っております。1950年の創業(大澄電機製造株式会社)以来培った強電技術に、マイクロコンピューター、メカトロニクス、超伝導等の技術を加え、テクノロジーの時代に即応する機器を次々と製作しています。
世界最高レベルのプロジェクトにも弊社の製品、及び技術力を提供しております。
エネルギー・半導体業界、自動車・建設・機械関係、工業関係、加速器やがん治療用設備など医療関係、環境研究用、磁気デバイス製造用、電磁成形による金属加工用コイルなど多種多様。水冷式を取り入れた製品のメリット
主なトランスの冷却方式は、自然放熱やファンによる強制空冷ですが、特に大電流を流すトランス につきましては水冷式にすることによって、使用する通電部(電線部・端子部)の冷却が容易になる ため、コイル周りを非常に小型にすることが出来ます。コイルが小型になるため、磁路長が短くなり 磁気回路(鉄心部)も小さく軽くすることができます。


・コイルの発熱部を直接水で冷却するため、冷却効率が非常に良くなります。
・発熱部分を直接冷却するため、温度勾配が低く、局部的に高い温度が発生しません。
・そのため製品が温度的に非常に安定したものとなります。
※水冷式コイルを使用した電磁石


・使用電線を少なくすることができるため、電線重量が軽くなります。
・鉄心の磁路長を短くできるため、鉄心重量も軽くなります。
・自冷式トランスと比べ、製品サイズを小さく、質量を軽くすることができます。


・発熱部の熱量を直接水で奪うため、全ての熱量を排水口へ出すことができます。
・排熱の処理が水としてできるため、排熱が簡単になります。


・トランスの品質において非常に重要な熱の要素を安定的に排水として排熱することができるため、機器を完全に密閉構造とすることができるようになります。
・開閉することが可能な為、廃食性ガス、引火性の懸念される場所など雰囲気の悪い場所に、
安全に設置が出来るようになります。外部との容易な隔離




(参考:弊社自冷式トランスに対する比較)
各寸法  縦横高さ :概略80%~90%
質 量 :概略65%~75%

水冷化の導入で多くのメリットが発生します。トランスの寸法や質量のことでお考えの方は、是非ご検討ください。

 

 

納品までの流れ

■テクノ電気工業株式会社

弊社へのお問い合わせから納品までのおおまかな流れは、下記のフローをご覧下さい。

お問合せ

メール・電話・FAXのいずれかよりお問い合わせください。
ご質問やご相談のみのお問い合わせでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。

お打ち合わせ

具体的なお話をお伺いするために、お打合せを致します。
お客様のご要望通りの商品をご納品させて頂くためにも、
お気づきの点がございましたら些細な事でも構いませんので、何でもお話しください。

設計

お打ち合わせした仕様を元に規模に応じた各種製品の設計を行い、
承認図にてご確認頂きます。

製造

お客様に承認頂き、確定した仕様に沿って自社工場にて製造を行います。
重量のある製品も製作できるよう、天井走行クレーンは7.5tを1基、2.8tを5基、2tを1基設置しております。

検査

検査設備・装置を使用して、ご希望の製品が仕様の検査を致します。
お客様に来て頂き、お立会いの下での検査も承ります。

納品


それぞれの製品に適切な梱包を行い、納品させて頂きます。

 

 

地球環境への取り組み

■テクノ電気工業株式会社

≪限りある「金属資源」の使用量削減効果≫

弊社の強みでもある水冷用電線を使用したトランスや電磁石は性能面でのメリットだけではなく、限りある金属資源の使用量を削減することができるため、地球環境にも配慮した製品となります。

◆削減量の一例(当社比)

200kVA 乾式トランス 200kVA 水冷トランス
製品重量 870kg 570kg
重量差(削減量) -300kg

上記の通り、200kVAのトランス1台あたりの鉄・銅の削減量は300kgもの量になります。

≪電磁成形≫

現在、 CO2排出削減など地球環境に配慮した商品開発は必須という状況になってきております。
そのような中、(株)神戸製鋼所アルミ・銅事業部門殿と弊社の共同開発で、 風力及び太陽光発電を利用しアルミ合金等の対象物を成形する、 電磁コイルを使用した電磁成形装置を(株)神戸製鋼所 アルミ・銅カンパニー殿と弊社の共同開発にて製作致しました。

弊社屋上に設置した、風力及び太陽光発電のユニットで発電した電気を、社屋内の専用電源(写真中央)に蓄電し、成形用電磁コイルに通電させることによって、アルミ等の対象物を成形(変形)させることが出来ます。

筒状のアルミ材料と、型用のアルミ材料(写真左)を、成形用電磁コイルにセット(写真右)します。
すると、溶接をすることなく、割ることなく筒の両端を倒し、カシメることが出来ます。